凪の感想 ~車輪の国 向日葵の少女~(ネタバレなし)
どうも
気が付いたらエロゲ沼にはまっていた大学生です。
初の記事ということで、私が最も好きな作品「車輪の国 向日葵の少女」について気ままに感想を。
車輪の国 向日葵の少女
メーカー:あかべぇそふとつぅ
感想(ざっくりと)
〇さちルート
個人的に一番涙腺に来ました。
キャラ紹介の際にも触れましたが、彼女の考え方、感情はとても人間らしいものを感じ取れました。
序盤は人によってはイライラする方もいるかと。
私自身、プレイ当初はさちの行動に落胆してました。
ですがこの葛藤があったからこそルート終盤にかけて、さちの成長を感じ、共感することができました。
自分を思ってくれる大切な人のために、これまでの自分を変えるために、
大切なものを守りたい気持ち、家族愛の一つの形を気づかせてくれました。
あと、まなちゃん天使すぎる。
〇灯花ルート
ツンデレ満載。正直何かに目覚めそうでした(自重)
さちルートに続いて号泣案件でした。ワイ、家族愛に弱いんです
序盤は灯花とその母である京子の関係について悩まされましたね~
特に京子さんの娘に対する対応には疑問点を抱いた方も多いはず
ですが、徐々に明かされる灯花の生い立ち、そしてその現実を背負ったまま親として悩み続ける京子さん。
「理不尽な選択を迫ってくるなら… 私は、一生子供でいい!」
思い出すだけでウルっと来ます。
互いに想い合うからこその葛藤、衝突。
素晴らしい内容でした。
あと京子さん美人。
〇夏咲ルート
重い義務を背負った少女。
このルートは他ルートと違って、サブキャラではなく、主人公自身が大きくかかわるお話でした。
さち、灯花シナリオが家族愛であれば、夏咲ルートは恋愛?でしたね~
辛い過去の境遇から抜け出せないところはプレイしていてとても心苦しかったです。
過去の主人公との関係、そしてそこから生まれる感情。
素性を明かせない葛藤、
そしてなんどもなんども夏咲に寄り添ってあきらめない
人の暖かさを感じさせてくれました。
賢一 イケメンすぎないか?
あと、ぼーっとしてる夏咲ちゃん 可愛いすぎないか?
〇グランドルート
このルートについてはヒロインの名前を伏せさせてください…
ここでは、ずばり!
とんでもない!
伏線回収が!
あります!
私自身初めてプレイしたときは鳥肌がたちました。
主人公の過去を振り返り、子供ながらに苦しい境遇、そして思いを伝えられない苦しさがとても印象づけられました。
ストーリーの根幹にかかわるのであまり多くは語りませんが法月のとっつぁんとのバチバチシーンではさらに驚かされました。
単純にシナリオの長さでは他ルートに劣りますが、物語のしくみがすべて明かされ、
これまでの主人公の思いを考えるとうるうるくるシナリオでした。
【全体を通して】
この作品は人の強さ、弱さを教えてくれる作品でした。
あかべぇの作品は「G線上の魔王」とこの作品(+FD)の2作品しかプレイしていませんが、人の内側の心情、感情に訴えかけてくる印象が強いです。
私自身プレイしていて、自分の嫌な内面に気づくことが多かったです。
「あ~嫌なキャラだなぁ」とか、「現実にいたら、かかわりたくないなぁ」、「なんで主人公は見放さないんだ?」といった気持ちをまんまと引き出されてしましました。
しかし、主人公やサブキャラクターの人を信じるひたむきな気持ち、そして信じることで迎えた結果を見て、自分の足りないところに反省するばかりです。
この作品を通して人を信じる大切さ、努力する意味に改めて気付くことができました
プレイヤーを成長させてくれる作品でした。
【最後に】
ここまで読んでくださりありがとうございました
1年以上前にプレイした作品なので内容がスカスカなのはご容赦ください…トホホ
この感想を読んで
プレイ済みの方は「良い作品だったなあ」と
未プレイの方は「プレイしてみたい!」と思ってくだされば幸いです。
パケ版は中古:まだ売っているが、そのうち高くなりそう
DL版は皆さんご存じの某サイトで購入できますので是非。
追記
この作品はFD「車輪の国 悠久の少年少女」がありますので是非そちらも👍
あと「G線上の魔王」も…
上の二作品についてまた気が向いたら感想書いてみようと思います。
ではまた!